今年は福岡市植物園のバラ園で春バラが見られずガッカリの所に、以前から知人に教えてもらっていた粕屋町のおすすめスポット「駕与丁公園」の事を思い出し、取材してきました!
春バラは今がちょうど見頃で、5/11には「粕屋町バラまつり」が開催されます。豊かな大自然も満喫出来ましたよ☺️
Contents
「駕与丁公園」までのアクセス
JR「長者原駅」からの場合
「駕与丁公園」はJR長者原駅の南口から
「駕与丁公園」までの行き方は、JR長者原駅からであれば徒歩約10分、JR酒殿駅からは徒歩約5分となっています。車で行く場合、最寄りのインターは「福岡I.C」もしくは「粕屋I.C」です。
JR長者原駅の南口
JR香椎線の本数は1時間に2本ないしは3本くらいなので、本数などから考えるとJR長者原駅の方が便利ですが、「バラ園」から周りたい場合は、断然、JR酒殿駅からの方が近いです。
JR「酒殿駅」からの場合
JR酒殿駅
JR酒殿駅から改札を出ると、田園風景が広がる
JR酒殿駅の改札を出るとすぐ田んぼが広がっていて、畦道をまっすぐ歩いて行くとかなり近く感じました!
田んぼの畦道を直進!
途中の四つ辻では曲がらず、住宅街をまっすぐ上っていきます。
田んぼ道を抜けて出た道路から右に曲がる
ここからはもうすぐで、この道をまっすぐ50m程進んで左側に行くと、駕与丁公園につながっています。
「駕与丁公園」はどんな公園?
粕屋町のシンボルともいえる駕与丁公園は、豊かな自然とレクリエーション空間が融合した広大な自然運動公園で、「筑前三大池」の一つである駕与丁池(約28ha)を中心に1992(平成4)年に整備された公園です。大濠公園が約40haなので、駕与丁公園もかなりの大きさであることが分かります。
園内には駕与丁池のほかに駕与丁大橋やバラ園のある展望広場、芝生広場、グラウンド、交流広場、子ども広場があり、展望広場に設置された風車も見どころの1つ。1993(平成5)年には国土交通大臣表彰の「手づくり郷土賞」を受賞したこともあるのだとか😃
全長4.3kmの遊歩道沿いには約700本の桜の木があり、桜の名所でもあります。桜のほかには、ハナミズキや菖蒲の花、ツツジ、アジサイなども見られるようです。
「駕与丁公園 粕屋町バラまつり2025」
駕与丁公園のバラ園は、いわば粕屋町の名物ともいえるスポット!植えられたバラの種類は約180種で、その数は約2,400株!駕与丁公園のバラは春と秋(5月と10月)に見頃を迎え、甘い香りに包まれるバラの回廊は壮観で、毎年多くの人を魅了しています。
甘くて良い香りが漂うバラ園
5月の第二日曜日の母の日に「粕屋町バラまつり」(入園無料)が開催され、2025年のバラまつりは5/11(日)です。(時間は10:00~16:00予定)
また、5月下旬まではライトアップもされるとのこと。園内には飲食ブースが設けられ、バラ苗の販売や健康チェック(血管年齢測定など)なども行われます。
「駕与丁公園」の見どころ
駕輿八幡宮(かよいはちまんぐう)
こちらも神功皇后ゆかりの地
駕輿八幡宮は駕与丁公園の敷地内にある神社で、神功皇后が応神天皇を出産されるために香椎宮を出発後、宇美八幡宮に行幸された際にこの地で休息されたので、当時住んでいた人々が御祭神として祀ったのが由来とのこと。
駕輿八幡宮の御祭神は、神功皇后・応神天皇・玉依姫命・住吉大神で、おもなご利益は家内安全、交通安全、安産、受験合格、厄除開運、五穀豊穣が挙げられます。
遊歩道
遊歩道は1周4.2195km!
駕与丁公園の池の周りにある遊歩道は1周の長さが4.2195kmで、一瞬「ん?」と思いますよね。そうなんです、10周回るとマラソンを完走したのと同じ42.195kmになる計算なのですよ🤭
遊歩道から見える絶景もすばらしい!
歩くにしても、走るにしても道がちゃんと整備されており、ジョギング姿のランナーさんもたくさん見られました。それにしても素晴らしい絶景です!
春は桜並木の美しさが楽しめる
歩いていると、アオサギが水面に降りてゆっくりしている姿が見られたり、見たことない野鳥(白くて小さい鳥)も偶然目にしました😃まあまあ距離もありますが、歩いていて気持ち良かったです!
バラ園
バラの甘い香りが心地良く♪
実に180種、2,400株ものバラが一斉に咲くのですね。色とりどりのバラは8~9分咲きといった所で、美しく競い咲いていました!
真っ赤なバラにもうっとり
バラの回廊(トンネル)
バラのアーチをくぐってバラ園を1周すると、イングリッシュガーデンのようなバラの庭園が満喫できます。10月にも秋バラが咲くのが楽しみですね。
オレンジのバラも麗しい
バラ園の中には、粕屋町オリジナルのバラ「かすやの里」と「レイクカヨイチョウ」という品種があるそうです。これから行かれる方は、是非探してみてくださいね!
芝生広場にも各地のバラが植えてある
風車をバックにしても絵になるバラ達
展望広場の風車
公園に風車があるのは珍しい
まさに公園のシンボルといえる風車は展望台になっており、展望台に登ると、そこからの景色も本当に素敵でした!
展望台からは、広場全体や駕与丁大橋も見える
緑いっぱい、水辺の絶景も見渡せて言うことなしでした😆
遊具
公園内には遊具もいっぱい
お子さん連れの方には、子ども向けの遊具があるのは嬉しいところですよね。駕与丁公園の遊具や健康器具は、幅広い年齢層に対応しているので、思い切り体を動かして遊べます!
駕与丁大橋
駕与丁大橋の先に見えるのは中の島
駕与丁池の中央に伸びる駕与丁大橋は、展望広場と交流広場をつなぐ橋です。中の島には東屋があり、ゆったりひと休みできる休憩スペースが設けてあります。
橋の上から見える池の景色も見ておきたい!
キラキラと光る駕与丁池の水面
駕与丁大橋からの池の水面がまた絶景で、キラキラと輝いていました!駕与丁池は、大濠公園のお濠より少し大きな池です。
粕屋総合体育館(かすやドーム)
かすやドーム
駕与丁公園内にある白いドームは「かすやドーム」という体育館で、大規模な大会やイベントに対応したメインアリーナ、サブアリーナをはじめ、最新のマシンが設置されたトレーニング室や武道場、プールアリーナ(全天候型温水プール)があります。
駕与丁公園は入園無料ですが、かすやドームの使用料金は有料です。
粕屋町立生涯学習センター(サンレイクかすや)
駕与丁公園の隣のサンレイクかすやでは、夜桜ライトアップも実施中です。見頃のうちに、ぜひご覧ください。https://t.co/C3YnKhvFMF pic.twitter.com/NJuhQcsgiQ
— 福岡県 粕屋町 (@kasuyatown) March 31, 2025
「サンレイクかすや」は粕屋町のコミュニティセンター(複合交流施設)で駕与丁公園のお隣にあり、さくらホールという音響施設や会議場、テニスコート(有料)なども利用できます。そういった施設だけでなく、春は桜のライトアップイベントが行われたり、1階の喫茶室からの桜の木の眺めもかなり好評です。
桜の季節に是非訪れてみたいスポットですね!
バラ園のみならず、どの場所からも広大な自然を堪能できる駕与丁公園。そのスケールの大きさは想像以上でした!バラを観に行かれる方もそうでない方も、是非楽しんできてくださいね☺️
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<基本情報>
施設名 | 駕与丁公園 |
住所 | 福岡県糟屋郡粕屋町駕与丁3丁目2-1(JR香椎線「酒殿駅」から徒歩約5分/JR福北ゆたか線「長者原駅」から徒歩約10分) |
電話番号 | 092-938-0208(粕屋町役場 都市計画課) |
営業時間 | 観覧自由 |
定休日 | なし |
駐車場 | 5箇所あり(午前6時から午後10時まで) |
公式HP | https://www.town.kasuya.fukuoka.jp/s028/010/020/20191116203840.html |