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厄年でなくても行っておきたい!博多で厄払いといえば「若八幡宮」

「若八幡宮」外観 福岡県のおすすめパワースポット

地元の人達から「厄八幡」の呼び名で親しまれる若八幡宮は、地下鉄空港線の祇園駅から歩いて5分の博多旧市街エリアにある強力な厄除け・災難除け神社です。福岡でも有名な厄除け神社である若八幡宮には、厄年を迎える人はもちろん、様々な厄払いを願う人達にもおすすめの神社ですよ!

今回は、博多旧市街エリアにある若八幡宮をご紹介します。

「若八幡宮」までのアクセス

地下鉄空港線「祇園駅」4️⃣番出口

地下鉄空港線「祇園駅」の4️⃣番出口から出る

地下鉄空港線「祇園駅」の4️⃣番出口から地上に出た所

進行方向に向かってそのまま進む

地下鉄空港線「祇園駅」から若八幡宮に向かう道

1つ目の角の所で左折せず、信号を渡ってから左折

小さな信号が2つ続いているので、1つ目の信号を渡ったら、2つ目の信号は渡らずに左折しましょう。信号と信号の間に花壇と福岡市水道局への案内板があります。

福岡市水道局への案内板が出ている地点

福岡市水道局への案内板が出ているのでここを左折

福岡市水道局への案内板そばにある花壇

花壇も目印

この道を左折したら、道なりに真っ直ぐ進みましょう。

承天寺山門そば

左側に見えるのは承天寺じょうてんじの山門

ここも博多旧市街エリアの一角。承天寺は、うどんやそばの発祥の地といわれており、博多祇園山笠の発祥地でもあります。意外にも櫛田神社発祥ではないんですね。承天寺の方向(左)には進まず、直進しましょう!

「博多千年門」

博多の寺社町エリアにつながるウェルカムゲート「博多千年門」

博多を訪れた観光客の人々を歓迎するウェルカムゲートである博多千年門が見えてきました!寺社仏閣の続くこの道は「承天寺通り」で、いわゆる「博多旧市街」の代表的な場所の1つです。承天寺通りには曲がらず、博多千年門を左手に見ながら真っ直ぐ進みます。

若八幡宮 外観

若八幡宮に到着!

まっすぐ進んで行くと、斜め前に福岡市水道局があり、程なく若八幡宮に到着しました。

「若八幡宮」の御由緒

「若八幡宮」案内板

若八幡宮は実は全国的にも知られた厄除け神社

若八幡宮の詳しい創建年は不詳ですが、江戸後期の元禄年間に編纂された貝原益軒かいばらえきけんの地誌「筑前國続風土記拾遺」で筥崎宮や櫛田神社との関係が著されており、それ以前から存在していたと考えられます。

明治後期の20世紀初頭には、博多区の店屋町てんやまちにあった楊ケ池やなぎがいけ神社を合祀。ご社殿は令和に入ってからの2021(令和3)年に増築されました。

若八幡宮は市内のみならず、県外からも広く信仰を集めています。

「若八幡宮」の御祭神

若八幡宮の御祭神は、大鷦鷯命おおさぎのみこと仁徳にんとく天皇)、大乙貴命おおなむちのみこと(大黒様と同一視)、少彦名命すくなひこなのみこと(えびす様と同一視)です。

大鷦鷯命(仁徳天皇)…日本の第16代天皇で応神おうじん天皇の第4子。とても慈悲深く、民の苦しみを鑑み、3年間租税を免除。自らも衣食住で倹約を図り、国家の為に尽力したといわれる。主なご利益は、国家安寧、商売繁盛、五穀豊穣、殖産振興、縁切りなど。

大己貴命…別名「大国主命」「大黒様」。因幡いなば白兎しろうさぎを助けたことで有名な国造りの神様であり、出雲大社の御祭神。主なご利益は、国土・産業開発や五穀豊穣、商売繁盛、縁結びなど。

少彦名命…海の彼方にあるとされる「常世(とこよ)の国」から訪れた小さな神様で「医薬の神様」として知られ、大己貴命と共に国造りをしたといわれる神。主なご利益は、国土・産業開発、病気平癒、商売繁盛、諸産業発展、航海守護、豊漁、縁結び、温泉守護など。

「若八幡宮」のご利益は?

若八幡宮 外観2

若八幡宮のご利益は厄除け、災難除けで有名ですが、厄払いをすることで、商売繁盛や健康祈願、病気平癒、縁結び、家庭円満など多くのご利益が期待できる為、非常に人気がある神社です。

境内

新暦と旧暦の大晦日には「年越厄災除大祭」が行われ、1~2時間は待つといわれる若八幡宮。年始にも多くの人で賑わいます。

今回は神社の外からなら撮影をしても良いと許可をいただき、境内は撮影できませんでしたが、いくつか見どころがありましたので、残したいと思います。

力石…本殿横の境内末社左側にある重さ180kgあまりの力石は、力士などの力試しに用いられる石として知られていますが、本来は「石占い」といってその年の天候や豊作の吉凶を占うための石だったと伝わっています。

江戸時代の力持ち・木村興五郎がこの力石を持ち上げた事で貴重な価値があるそうです。

神馬しんめ…今にも駆け出しそうな躍動感を感じる御神馬像が拝殿向かって右側手前にあります。

境内社

若八幡宮の境内社は、猿田彦大神さるたひこおおかみ事代主大神ことしろぬしのおおかみ保食神うけもちのかみを祀る白鬚しらひげ神社があります。

若八幡宮の厄除け祈願

若八幡宮の厄除け祈願の受付は通常は9時半から16時半までとなっており、社務所で厄除け祈願の申込書に記入し、申し込みますが、新暦と旧暦の大晦日に行われる「年越厄災除大祭」にはかなりの人出となる為、15時50分までには申込みを済ませる必要があります。

申込書は2種類あり、前厄・大厄・後厄の厄除け祈願を受けた人用の御礼参りは赤い申込書に記入します。

毎年12月16日~12月30日の期間と元旦、旧正月は参拝は可能ですが、大祭準備や後片付けなどの都合により、厄除け祈願の受付はされていませんので注意が必要です(4月3日の春季大祭と11月3日の秋季大祭も午前から12時半頃まで中断)。

旧正月はその年によって日にちが異なりますが、境内の「厄年(かぞえ年)表」でも確認できます。

若八幡宮 年越厄除大祭の看板

男女ともに4回訪れる厄年はもちろんの事、それ以外で厄払いをしたい人にもおすすめの若八幡宮。これまでに溜まった厄を祓っていただいたり、病気平癒や息災祈願にも良いと思うので、気になる方は是非。

<基本情報>

神社名 若八幡宮
住所 福岡県福岡市博多区博多駅前1-29-47(地下鉄空港線「祇園駅」から徒歩約5分)
電話番号 092-431-1391
営業時間 9:30~15:50
定休日 無休
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
公式HP なし

 

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