昔2年だけ住んでいた思い出の街・小倉。かれこれ10年ぶりぐらいに訪れてみました!きくまるが暮らした◯十年前とはかなり変貌しており、都会でありながら、天神や博多とは全く異なる魅力を持つ本当に素敵な街です。
今回は、そんなJR小倉駅周辺の街歩きを通しておすすめの見どころを紹介していきます!
Contents
JR小倉駅の駅ビルから見た風景
駅ビルのペデストリアンデッキ
モノレールの駅ともつながっている小倉駅の駅ビル。小倉城口にあるペデストリアンデッキのベンチに腰掛け、のんびり花壇の花を眺めていたら、上からモノレール🚝が姿を現しました😄
階段には北九州の見どころスポットが!
小倉駅の駅ビルには「JR九州ステーションホテル小倉」と「アミュプラザ小倉」が入っており、駅でのお買い物やグルメにも事欠きません☺️
駅の斜め前に見える「セントシティ(SAINTcity)」
モノレールの線路左側には、地上14階建てのショッピングモール「セントシティ(SAINTcity)」が見えます。きくまるが小倉に住んでいた頃は、「小倉そごう」だった場所。この20数年の間にいろんな商業施設が入れ替わり、今に至るようですね(・o・)
小倉駅から商店街に入ってみる
小倉中央商店街入口
駅前広場から階段を降りて南側に歩いて行くと、小倉中央商店街の入口に出ました😊小倉は商店街が発達しており、東西碁盤の目状に「小倉中央商店街」「魚町銀天街」「京町銀天街」が続いています。いろんなお店があって、全然飽きない😻活気も大いに感じられました!
飲食店も多数点在!
小倉駅周辺にはグルメの隠れ家的名店が多数点在していることでも知られており、安くて美味しいお店もたくさん発掘できそうです♪
魚町銀天街の一角
小倉といえば魚町銀天街が有名ですが、魚町銀天街は日本で初のアーケード商店街として1951(昭和26)年にできた商店街です。約400mのアーケード商店街は、北九州の台所といわれる旦過市場へと続いています。
魚町銀天街から旦過市場へ
ああ、懐かしい…!🤓丸和にもよく通ったものです。。。
大規模火災があったなんてとても思えないような活気も感じられました。あと3年ほどしたら建て替えも行われるようですね😮
魚町銀天街から小文字通りを通り、紫川方向へ
紫川から見える北九州市役所や小倉城、リバーウォーク北九州
魚町銀天街と旦過市場をつなぐ小文字通りから西の方向へ歩いて行くと程なく、小倉の市街地を流れる紫川に辿り着きます。川幅が広く、とても趣のある川景色が印象的でした😀
川の向こう側には、北九州市役所、小倉城、リバーウォーク北九州があり、小倉の総鎮守・小倉祇園 八坂神社や小倉城庭園、松本清張記念館、勝山公園などの観光スポットが集中しているんです!小倉に来たら、是非行っておきたいおすすめスポットですよ😊
かなり趣深い紫川周辺!
紫川のほとりにある商業施設「紫江’S II」
小倉井筒屋の裏側にあるのが「紫江(しこう)’S II」という商業施設で、紫川や小倉城の眺めが良いレストランなどさまざまなお店が入っています。「紫江’S II」の向こう側には、北九州市水環境館という水族館もありました😃
鴎外橋の中央に立つ彫刻「鴎(かもめ)」
紫川には10の橋が存在し、その1つである鴎外橋は別名「水鳥の橋」ともいわれていて、カモメをデザインしたものだそうです。かつて小倉に住んでいた森鷗外に由来しており、橋の中央には「鴎」という名の彫刻が、橋を渡った先には森鷗外文学碑が立っています。
小倉城周辺は散策スポットがいっぱい!
鴎外橋を渡り、いよいよ小倉城へ!とっても久しぶりすぎて興奮気味のきくまるでした(笑)。それでは、小倉城周辺の見どころスポットを1つ1つ周っていきたいと思います!
森鷗外文学碑
森鷗外の生誕100年を記念して建立されたという文学碑で、文学碑の側面には、森鷗外の作品『小倉日記』や『独身』などから抜粋した一文がそれぞれ記されています。きくまるも思わず立ち止まって見入ってしまいましたが、読む者を惹き込む内容はさすがだと感じました。
小倉城
小倉城天守閣と和傘のオブジェ
福岡城とは対照的に、小倉城には天守閣が存在するんですよね。江戸初期に細川忠興によって建立された小倉城。1837年に一度焼失しますが、戦後の1959(昭和37)年に再建されました。
高さはさほど大きく感じないものの、4階より5階が大きい「唐造り」という珍しい特徴を持ち、1階の床面積は全国有数の広さを誇るのだとか。天守閣の手前には、イベントの和傘のオブジェが飾られていました😊
お城の周囲はお濠で囲まれている
美しいお濠に囲まれ、堅牢な石垣の上にそびえ立つ天守閣。歴史好きには堪らない史跡ですよね!小倉城は「日本一おもしろき城」を目指しているそうですよ。
小倉祇園 八坂神社
一の鳥居で一礼し、社殿へと向かう
福岡城には敷地内に神社がなく、ちょっと離れた西公園に光雲神社がありますが、小倉城は敷地内に「八坂神社」があるのですよね👨🦳そして、すぐ側には近代的な「リバーウォーク北九州」という複合商業施設があるのも和洋折衷で何とも不思議な感じがしました☺️
小倉祇園 八坂神社 拝殿
一の鳥居で一礼し、そのまま進んで行くと、その先には風格が感じられる立派な拝殿が見えてきました😺さすがは小倉の総鎮守!小倉の街は京都を模しているとのことですが、こちらの小倉祇園 八坂神社が京都の八坂神社から勧請されたことに由来するのでしょうかね。
八坂神社には厄除けや縁結びのご利益で知られるスサノオノミコトが主祭神として祀られており、強力な厄除けのパワーが期待できます!この地を訪れることができたことに感謝🙏
北九州市立 小倉城庭園
小倉城庭園入口
お次は小倉祇園 八坂神社の向かい側にある小倉城庭園です。美しく掃き清められた庭園の入口。入園料は庭園のみであれば大人350円、小倉城と松本清張記念館の3施設共通で利用する場合は700円(松本清張記念館との2施設なら560円)で周遊できます(休館日はなし)。
こちらは、池を巡りながらさまざまな景観が楽しめる池泉回遊式庭園で、非常に手入れの行き届いた美しい庭園が眼前に広がっていました😃
中央の池を歩きながら下屋敷を眺めるのもまた違った趣が楽しめます♪
北九州市立 松本清張記念館
実はきくまるが今回一番楽しみにしていたのが、この「松本清張記念館」なんですね。小倉城庭園との共通券で安くで入場できるのも嬉しいところ!松本清張さんの作品はなんと千篇にも及ぶそうで、全作品の表紙を集めた展示や実物を再現した応接室、書斎、書庫、清張氏の愛用品などが展示されていました。
館内を周って行くうちに、思わぬ所から今後のヒントをいただくことができ、勝手に一人で小さくガッツポーズをするきくまるなのでした(笑)。清張さん、感謝です🙏
松本清張記念館は、毎週月曜と年末年始が定休日となっています。
おまけ
もう1つの小倉城?
松本清張記念館に行く途中にあるこちらの施設では、小倉城武将隊のパフォーマンスが行われており、この日は貸し切りで観ることができませんでした😭小倉城初代藩主の細川忠興公をはじめ、細川ガラシャ夫人や宮本武蔵、佐々木小次郎など小倉藩にゆかりの深い歴史上の人物を演じているそうです!
観たかった~!!
勝山公園
中の橋(太陽の橋)
松本清張記念館を出て今度は紫川沿いを南に歩いて行くと、中の橋(太陽の橋)があり、その先に勝山公園が広がっています。敷地内には、北九州市立中央図書館や北九州市立文学館などの文化施設があり、大芝生公園では広いドッグランが設けられ、犬を遊ばせている飼い主さんがたくさん見受けられました。
ジョギングコースにも最適の紫川沿い
歩いていても非常に気持ちの良い紫川沿いの勝山公園には、水上ステージもあり、ちょっとしたイベント会場にもなっています。
大芝生広場からは小倉城や市役所も見える
久しぶりに足を踏み入れた小倉の街は、あの頃と変わらない素朴さを残したまま、適度な都会感が心地良い素敵な街へと成長を遂げていました。小倉の街のさらなる発展を願いつつ、またちょこちょことレポートして行きたいと思います!💪