福岡市周辺でココは是非行っておきたいおすすめ紅葉スポット

そろそろ紅葉狩りの季節がやってきましたね！お気に入りの紅葉スポットはありますか？日本の紅葉の種類は実に多く、海外ではなかなか味わえないもの。今年もそんな秋の紅葉を堪能しましょう！

そこで、福岡市周辺で紅葉が楽しめるおすすめのスポットをいくつかご紹介します☺️

行っておきたい紅葉スポット①呑山観音寺（のみやまかんのんじ）

糟屋郡篠栗町にある高野山真言宗の別格本山・呑山観音寺は、千手千眼観世音菩薩せんじゅせんげんかんぜおんぼさつをご本尊とする霊験あらたかなお寺で、四季折々の花々（桜や紫陽花、ドウダンツツジなど）や秋の紅葉でも有名なパワースポットです。

秋の「紅葉まつり」の際には、普段は公開されていない瑜祇ゆぎ大宝塔とその御本尊である両頭愛染明王りょうずあいぜんみょうおう（世の平和と安寧を祈る象徴であり、厄除けと縁結びの神）が開帳され（拝観料400円）、隣接するバラ園の「花筵庭かえんてい」も同時開園します。

花びらの形をした散華さんげにお願い事を2つ書き、大宝塔の中に花びらのようにヒョイッと放ったら、両頭愛染明王さまに祈りましょう。

紅葉の見頃の時期は、10月の下旬から11月の下旬にかけてといわれており、まさに今!今年は来週末ぐらいまでが見頃とのこと。1,000本のドウダンツツジはまさに一見の価値ありです。

毎年この季節は、平日でも人で賑わう呑山観音寺。小京都のような美しい風景を堪能できるおすすめのスポットです!毎月第3日曜日は月例祭のため、篠栗駅から定期バス（片道350円）が運行します。一般参拝や紅葉狩りだけなら拝観料は無料ですよ☺️

＜基本情報＞

行っておきたい紅葉スポット②雷山千如寺 大悲王院

糸島市の雷山中腹にある雷山千如寺 大悲王院は、JR筑前前原駅からバスで20分程の場所にある真言宗大覚寺派の寺院で、「雷山観音」とも呼ばれています。十一面千手千限観世音菩薩じゅういちめんせんじゅせんげんかんぜおんぼさつを御本尊として祀っており、安産や厄除け、開運祈願にご利益があるといわれています。

寺伝によると、お寺の開創は2世紀後半とされており、そこから1800年以上の歴史があるというのは凄いですね!像高4.63ｍの圧巻のご本尊像ほか、美しい庭園や五百羅漢像などの見所も多数あるお寺です。

雷山千如寺の紅葉の見頃は毎年11月の中旬頃から下旬頃で、こちらは今からですね!境内には、県の天然記念物に指定されている樹齢400年の大楓が圧倒的な存在感を放っています。真っ赤に紅葉した大楓の魅力を是非間近で体験して欲しいです！

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行っておきたい紅葉スポット③秋月城跡

「筑前の小京都」と呼ばれる秋月は朝倉市の観光スポットとして名高い町で、全国屈指の柿の産地でもあり、「富有柿ふゆがき」が収穫されることでも知られています。一度訪れるとその魅力にハマってしまう、そんな秋月ですが、春の桜のみならず、秋の紅葉もまた非常におすすめのスポットです。

福岡の市街地から甘木駅までは西鉄電車で1時間ちょっと。そこからバスで20分程かかりますが、時間をかけてでも行く価値のある場所といえます。

秋月城は17世紀の江戸時代に築城された歴史史跡。歴史好きならずともその趣深さに魅了される人は数知れません。秋月城跡の紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬で、見どころは何といっても、黒門周辺と杉の馬場周辺でしょう。

黒門はお城の通用門として使われていた場所で、この周辺にある20本のカエデとの見事なコントラストを楽しみたいところ。

また、杉の馬場は秋月城跡へと続く並木道で、江戸時代は馬の調教の場所だったそうです。この杉の馬場通りに並ぶ露店から見ることのできる紅葉🍁の趣深さも必見ですよ!

＜基本情報＞

行っておきたい紅葉スポット④宝満宮 竈門神社（ほうまんぐう かまどじんじゃ）

「縁結び・方除け・厄除けの神」として知られる宝満宮 竈門かまど神社は、太宰府天満宮とともに太宰府市を代表する強力なパワースポットの1つ。人気アニメ「鬼滅の刃」の聖地ともいわれており、縁結びのご利益を司る玉依姫命たまよりひめのみことを主祭神に祀る神社です。

是非、太宰府天満宮と合わせて訪れたい神社ですが、春は桜の名所、秋は紅葉が美しいスポットとして有名で、例年の紅葉の見頃は11月中旬から下旬にかけてとされ、夜間はライトアップも実施（11/16～11/30）。銀杏や楓など約300本の木々が色付く風景は、霊峰・宝満山をより一層美しく引き立てます。

11/23と24の2日間は「もみじ祭り」が開催され、採れたて野菜や果物のフリーマーケットやミニコンサートなども行われますよ！期間中の土日祝はコミュニティバスの「まほろば号」の臨時便も運行されるとのことなので、公共交通機関を使う方も安心して行けますね。

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行っておきたい紅葉スポット⑤友泉亭公園

写真提供：福岡市

筑前黒田家六代藩主によって江戸時代の中期に建てられた「友泉亭」は、福岡市で初めての池泉廻遊式日本庭園として1981（昭和56）年に開園した公園です。福岡市指定名勝にも登録されており、約3,000坪の公園内には静かで美しい純日本庭園があり、四季折々の風景を味わうことができます。

写真提供：福岡市

一番のおすすめは、17.5畳の広々とした大広間からの美しい眺め！格式高い書院造りの大広間も見どころの1つで、日本の美を感じながら紅葉や池の鯉などを堪能できます。例年の友泉亭公園の紅葉の見頃は、11月中旬から12月上旬頃。

カエデをはじめ、ドウダンツツジなど150本の木々の紅葉が楽しめますよ！今年はまだ暖かいので、色付きはまだ本格的ではないようですが、そろそろ寒くなってくるので色付きの進み具合も期待できそう。過去には夜のライトアップも実施され、プロジェクションマッピングを駆使した幽玄の美も披露されました。

さまざまな角度からの庭園美と抹茶も同時に楽しみたいところです。

＜基本情報＞

行っておきたい紅葉スポット⑥紅葉八幡宮

15世紀に現在の橋本付近に創建され、「早良の総鎮守」として崇敬を集めている紅葉八幡宮は、地下鉄空港線の藤崎駅から10分程の場所に位置する神社です。御祭神には神功じんぐう皇后や応神おうじん天皇など12柱の神々が祀られ、「紅葉に参れば万事吉」といわれるほど御神徳の高いパワースポット。

江戸時代には黒田藩からも篤く尊崇・保護されていました。そのご利益はおもに、安産、子守こまもり、厄除け・災難除け、開運出世、武芸上達、武運長久、縁結びなどが挙げられます。

名前に”紅葉”と付くこともあり、秋は境内の紅葉が美しく、11月最終週の土曜から日曜には、毎年「紅葉まつり」が開催される紅葉八幡宮。例年の見頃は11月下旬～12月上旬頃で、今年の紅葉まつりは11/30、12/1の2日間となっています。

紅葉八幡宮の「紅葉まつり」では、夜に紅葉のライトアップと和傘灯りが実施され、夜店も出店するなどかなりの賑わいを見せます。まだ2024年の詳細は決まっていませんが、過去には有名歌手のライブや紅太鼓の演奏なども行われました！

赤や黄色、茶色の紅葉と常緑樹のさまざまなグラデーションが美しく印象的。市内でも幻想的な紅葉のライトアップが楽しめる貴重なスポットです。

＜基本情報＞

今週いっぱいまでは暖かい福岡も、来週以降はぐっと冷え込むそうです。また、山間部は平野部よりもさらに温度が低いため、お出かけの際はくれぐれも暖かい格好でお越しくださいね♪それでは今年も紅葉狩りをお楽しみください！