『鬼滅の刃』の聖地としてクローズアップされた太宰府の縁結びの神「宝満宮 竈門神社」。予言占いが当たる事で話題のLove Me Doさんが2024年の開運スポットとして、太宰府の宝満宮 竈門神社をおすすめしていました!竈門神社は方除け、厄除けのご利益でも有名な神社です。
今回はそんな宝満宮 竈門神社をご紹介します。
Contents
「宝満宮 竈門神社」までのアクセス
西鉄太宰府駅からの場合
西鉄太宰府駅
この写真にも写っていますが、係員さんが立っておられる右手にバス停があります。きくまるが見た時は結構並んでいました!
西鉄太宰府駅前バス停
こちらのバス停から、まほろば号の「内山(竈門神社)行き」に乗ります。運賃は片道100円です。
太宰府天満宮を参拝してから行く場合
太宰府天満宮の天然記念物の大樟
太宰府天満宮近くからも、「内山(竈門神社)行き」のバスが通ります。太宰府天満宮近くのバス停は「宮前」というバス停名で、仮本殿の左側の敷地にある天然記念物の大樟から左の方向に進むと、一般道に出るので、右側に100m程歩きましょう。セブンイレブンが見えてきたら、そこに宮前のバス停があります。
「宮前(セブンイレブン前)」から「内山(竈門神社)」行きの時刻表
運賃は太宰府駅からと同じ100円。宮前発の時間は、西鉄太宰府駅前発の時刻に2分加えた時間です。
ちなみに、太宰府I.Cからは8kmで、車で20分ぐらいかかります。
「宝満宮 竈門神社」のご由緒
宝満宮 竈門神社の創建は社伝によると、今から約1350年以上前の673年と伝わっています。
太宰府が現在地に遷された668年~672年頃、国家鎮護のため、また、太宰府政庁の鬼門除けとして、鬼門に位置する宝満山に八百万の神々を祀ったのがきっかけとなり、673年に玉依姫命が現れ、朝廷の命によって宝満山の山頂に上宮が建立されました。
最澄や空海など大陸へ渡る遣隋使や遣唐使たちが航海安全と目標の達成を祈願する為登拝し、祈りを捧げたことから「方除け」や「厄除け」としての信仰も篤い神社です。
中世以降は、修験道の道場として厳しい修行がなされ、国家の平安と人々の除災招福のため、加持祈祷が行われていたそうです。
「宝満宮 竈門神社」の御祭神
宝満宮 竈門神社の御祭神は、玉依姫命と神功皇后、応神天皇です。
玉依姫命…水を司る神で、縁結び、安産、子授け、子育て、精神の安定、月経の正常化、交通安全などのご利益を持つ。
神功皇后…日本武尊の第2子で日本の第14代天皇である仲哀天皇の妻。三韓征伐や熊襲征伐を成し遂げた武神。応神天皇の母神にあたる。応神天皇とともに八幡神として尊崇されている。
応神天皇…日本の第15代天皇で4世紀後半頃の大王。古事記と日本書紀には、大陸から日本に渡ってきた渡来人を用いて国を発展させ、中世以降は軍神八幡神としても信奉された。
「宝満宮 竈門神社」のご利益
宝満宮 竈門神社の主なご利益は、縁結び、方除け、厄除けです。
縁結びの神である玉依姫命、勝運の神であり、安産・子育ての神である神功皇后、武運長久や出世開運、家運隆昌の神である応神天皇が主祭神・相殿神なので、その御利益も期待できます。
「宝満宮 竈門神社」の境内の見どころ
本殿(拝殿)
本殿(拝殿)
御祭神の御霊を祀る現在の本殿は、1927(昭和2)年に建立されました。歴史の感じられる造りが趣深いですよね。2013(平成25)年には、千三百五十年大祭を記念し、改修工事が施されています。
手水舎
美しく花が活けられた手水舎
心身を洗い清める手水舎にも素敵な花々が活けられ、参拝者の心を和ませてくれました。花って凄いパワーがあると感じます。
水鏡
水鏡に顔を映すと心も祓い清められるといわれる
柵の中には、綺麗な水が溜まっていました。水鏡に顔を映し、心も祓い清めて純粋で正直な心で祈れば願いが叶うといわれています。
御札お守り授与所
オシャレで新しい授与所
いつもたくさんの参拝者さん達が入っている授与所は、インテリアデザイナーのWonderwall片山正通さんによる設計で、「百年後も愛され続ける建物」がコンセプトだそうです!
再会の木
再会の木
かつて神功皇后が親しい人との再会を願い、宝満山の山頂に植えたと伝わる「再会の木」は、「サイカチの木」と呼ばれています。好きな人や会いたい人との再会や、まだ見ぬ人との出会い、縁結びを祈願すれば、願いが叶うといわれているそうです。
きくまるも、すかさず祈りました!神様、今からでも遅くないですかね???
招霊の木
招霊の木
竈門神社では、招霊の木を良縁・幸福を招く霊験あらたかな木と考えられているそうです。天岩戸伝説で天細女命が招霊の木の枝を持ち、舞を披露したことで、岩戸の中に隠れていた天照大神が出てこられ、再び太陽が戻ってきたことに由来するのだとか。
愛敬の岩
丸みのある「愛敬の岩」
まだ見ぬ未来のパートナーとの出会いや好きな人との縁結びを願いながら、愛敬の岩から数メートル離れた招霊の木のそばの岩まで、無事に辿り着くことが出来たら、恋が叶うといわれています。きくまるも誰も見てない時を見計らって、コソっとやってみましたよ(笑)無事に辿り着けました!
須佐社(境内末社)
須佐社
境内末社の須佐社は、本殿向かって左手の夢想権之助神社(境内末社)よりさらに左側の石段を登ったところにあります。御祭神の須佐之男命は天照大神の弟神で、天照大神が天岩戸に隠れる原因となった荒々しい神様ではありますが、のちの妻となる櫛稲田姫命を助けるべく八岐大蛇を退治した事でも有名です。
櫛田神社にも須佐之男命が祀られていますが、非常に厄除けのご利益が強い神様です。
夢想権之助神社(境内末社)
夢想権之助神社
夢想権之助は江戸初期の剣客であり武術家で、宝満山中で修業中に開眼し、「神道夢想流杖術」を大成したそうです。宮本武蔵をも破ったともいわれる人物で、実はすごい人だったのですね。
式部稲荷社(境内末社)
石段の途中にある式部稲荷社
お稲荷様で有名な宇迦御霊神が祀られている商売繁盛・五穀豊穣の神様です。秋は紅葉が美しいですよ。
展望台と「幸福の木」
展望台からは太宰府市街が一望できる
英国出身のジャスパー・モリソンさんがデザインしたスツールとベンチが置かれた素敵な空間になっています。ゆったりと座って眺める太宰府市街地は絶景です!
幸福の木 縁結びこより
授与所の右側、展望台の手前の方には「幸福の木」があり、この木に恋みくじを結び付けて祈れば恋が叶うといわれています!
竈門神社の桜と紅葉
昨年同じ時期に咲いていた桜
秋の紅葉の頃はまた一層美しい
どの季節も趣深い竈門神社ですが、中でも春の桜と秋の紅葉の季節は一層趣深く、境内を彩ります。昔から桜や紅葉の名所で、和歌でもたくさん詠まれてきたのだそうです。紅葉の季節はライトアップも行われます。
「宝満宮 竈門神社」のお守り
3cm程の小さな夢守
買うつもりはなかったのですが…あまりに可愛いくて買ってしまいました(汗)。手鞠と桜が描かれており、とっても可愛い夢守です。
このほかにも、縁結びのお守りがかなり充実しており、それ以外の祈願別のお守り(仕事守など多数)も素敵なものがいっぱいありますよ。
おみくじ
おみくじが置いてある参集殿
竈門神社には様々なおみくじがありますが、読んだおみくじは納め所か幸福の木に結んで奉納するようにしましょう。きくまるは持ち帰って読む派ですが、竈門神社ではくくりつけて来ました!
宝満山に囲まれた静かで美しい竈門神社。『鬼滅の刃』の作者さんが福岡出身ということなどから、『鬼滅の刃』の聖地ではないかともっぱら話題になりました。縁結びといっても恋愛だけでなく、お仕事やさまざまな人間関係を結ぶご縁結びもあります。
今年、特に開運効果が期待できるといわれる神社なので、是非いかがでしょうか。
<基本情報>
神社名 宝満宮 竈門神社
住所 福岡県太宰府市内山883
(西鉄太宰府線「太宰府駅」からまほろば号(コミュニティバス)で約10分→内山バス停からすぐ)
電話番号 092-922-4106
営業時間 9:00~18:00
定休日 無休
駐車場 あり(有料/100台)